ワークスペース管理
DuRT の**ワークスペース(Workspace)**は、個別の文字起こしタスクやセッション履歴を整理して保存するための名前付きコンテナです。プロジェクトフォルダのように機能し、特定のワークスペース内で行われたすべての録音、文字起こし、AI 処理結果は、他のワークスペースから完全に独立して保管されます。
ワークスペースとは?
DuRT で録音セッションや文字起こしタスクが完了するたびに、その結果(文字起こしテキスト、AI 出力、タイムスタンプ)はタスク履歴として記録されます。ワークスペースを活用することで、用途やプロジェクトごとに履歴を分類でき、1 つの長いリストから過去の会議録を探し回る必要がなくなります。
各ワークスペースは独立して以下を保持します:
- 固有のタスク履歴(過去のすべてのセッション記録)
- 固有のセッションコンテキスト(セッション間テキスト引き継ぎ機能利用時)
- 独立したデータ領域(ワークスペースを切り替えても記録が混ざることはありません)
NOTE
サービス設定(使用する ASR エンジンや LLM サービス)はグローバルに共有され、すべてのワークスペースで共通です。タスク履歴のみがワークスペースごとに分離されます。
デフォルトのワークスペース
DuRT を初めて起動すると、自動的に デフォルト(Default) ワークスペースが作成されます。履歴の分類が特に必要ない場合は、追加設定なしでそのままデフォルトワークスペースをご利用いただけます。
新規ワークスペースの作成
- DuRT を開き、設定(Settings) に移動します。
- Workspace(ワークスペース) タブを選択します。
- + 追加 ボタンをクリックします。
- ワークスペース名(例:「社内会議」、「語学学習」、「個人メモ」など)を入力します。
- 保存 をクリックして作成を完了します。
作成したワークスペースはすぐに選択可能になり、空の履歴からスタートします。
TIP
ワークスペース名には短くわかりやすい名前を付けると、切り替え時に識別しやすくなります。
ワークスペースの切り替え
別のワークスペースへ切り替える方法:
- DuRT メインウィンドウまたは Settings → Workspace タブ内にあるワークスペースセレクターを開きます。
- 有効にしたいワークスペース名をクリックします。
- DuRT は直ちにそのワークスペースのセッション履歴をロードします。
NOTE
ワークスペースを切り替えても、現在進行中の録音セッションが中断されることはありません。ただし、進行中のセッションを目的のワークスペースに保存したい場合は、セッションを停止してから切り替えることをおすすめします。
ワークスペースごとのタスク履歴
録音セッションが終了するたびに、DuRT は現在選択されているワークスペース内にタスク記録を保存します。各レコードには以下が含まれます:
- ASR エンジンによる文字起こしテキスト
- 各種 AI 処理の出力結果(翻訳、要約、校正テキストなど)
- セッションの日時・タイムスタンプ
- 録音の総再生時間(Duration)
ワークスペース内では、他のワークスペースに影響を与えることなく、過去の会話内容の閲覧、検索、コピーを安全に行えます。
主な活用シナリオ
ビジネス / 業務用途
「業務」ワークスペースを作成してミーティングやプレゼンの文字起こしを管理し、プライベートなリスニング用に「個人」ワークスペースを分けて運用。
語学学習
外国語の講義やポッドキャストのリスニング記録を 1 つの「語学学習」ワークスペースに集約し、後から語彙やフレーズを効率的に復習。
多言語プロジェクト
英語の音声と日本語の音声など、言語ごとにワークスペースを分けることで、文字起こしログが混在するのを防ぎます。
クライアント・プロジェクト別
フリーランスや受託開発、学生の研究プロジェクトごとにワークスペースを分け、案件ごとの議事録やインタビューをすっきり整理。
TIP
ワークスペースの作成数に制限はありません。不要になったワークスペースは定期的に整理して見通しを良く保ちましょう。
ワークスペースの削除
CAUTION
ワークスペースを削除すると、その中に保存されていたすべてのタスク履歴が完全に削除されます。この操作は取り消せません。
ワークスペースの削除手順:
- Settings → Workspace を開きます。
- 削除したいワークスペースを選択します。
- 削除(ゴミ箱アイコン) ボタンをクリックし、確認ダイアログで実行します。
※ デフォルト(Default)ワークスペースは削除できません。
